皆さんも日々営業やプレゼンテーションをされる中で、言葉の選び方を試行錯誤されていると思います。
よくプレゼンのスキル本などを読むと「ノンバーバル(非言語)が大切です!」と書かれており、いわゆる「メラビアンの法則」では、言葉はコミュニケーションの7%しか印象を左右しないと言われています。
そのためには身だしなみを整えましょう、表情を作りましょう、目配りをしましょう、身振り手振りを加えましょう、抑揚をつけて間を取りましょう、声のトーンやボリュームを調整しましょう・・・などなど、ノンバーバルを上達させるスキルは沢山あります。
では、言葉の選び方も十分で、これらが全てある程度出来ていれば、完璧なプレゼンテーションと言えるのでしょうか?
意外と、自分では上手いくいったと思っていても、反応がイマイチだったことはありませんか?
ノンバーバルが大事である大きな理由としては
「自分が心の中で想っていることは、自分が思っている以上に、聞いている相手にも伝わる」からです。
そのため、プレゼンの目的を本当に達成したいと思っていなくては、表面的に取り繕ったものはすぐに伝わってしまいます。
一生懸命技術を磨いたとしても何かの拍子に、「この人は自分が得するために言っているな」とか「良いこと言ってるけど何となく信用できないんだよね」と思われてしまうことがありますが、それは自分の気持ちが行動面や言葉の節々に出ているからです。
残念なことに、技術を学んで上手に話そうとすればするほど、心(気持ち)が伴っていないと逆効果になっていきます。
順番を正すと、自分のマインド→言葉→非言語の順番で考えなくてはせっかくの言葉や技術も活かせなくなります。
今週末のミーティングでは、どんなパワポを作ってどんな話をするのかも重要ですが、それ以外の非言語から感じ取っていきたいと密かに思っています。
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