皆さんは
「飽きてしまう」
事は無いでしょうか?
過去振り返ってみるとこれによってビジネスチャンスを逃してしったり、逆に飽きずに愚直に続けることで成果を上げた人も多いのではないでしょうか?
そもそも人間は何で飽きてしまうのでしょうか?
様々な考え方があると思いますが
①簡単すぎてすぐに出来てしまう
②難しすぎて進まない
③フィードバックが無い
この3つが要素として大きいのではないでしょうか。
そしてどれも上手くバランスを取って行動しないと、成果が得られないと考えます。
①単純なことは新しい発見や刺激が少ないため面白味がありません。何も考えずに実行していると直ぐに飽きてしまいます。
ですが、実はここに伸びしろがあります。
人間はどうしても「楽をしよう」「簡単にしよう」「効率的に」と自分に都合よく物事を変えていきます。
例をあげると、「アポとり」であったり「報告・連絡・相談」のコミュニケーションです。
単純なことで面白味が無いから、多くの人が抜けがちになってしまいます。成果を出したれば、些細な事でも「きっとわかっているだろう」と思いこまずに行動する事が大切です。
②難しすぎて進まないと飽きてしまうのは、目標や理想が高すぎるケースが多いです。この場合は細かい目標設定・行動設定を行うことで少しずつ前進します。また、この場合長期戦になるので「何のために行うか?」という動機づけをしっかりしておかないと、簡単で楽な方にばかり目が向いてしまいます。
一方で、難しいことも苦労して乗り切ると「達成感」や「満足感」がとても高いです。
ビジネス観点では、各種テレビゲームが時間を奪ったり、課金制のゲームやアプリはこれらを理解して狙っていることで理解できるでしょう。
③一定のゾーンを越えるとセルフフィードバックが出来るようになってくるのですが、割と初期の段階ではフィードバックが無いと継続できません。
これは①とも関係してきますが、飽きやすい人は「周囲にフィードバックを求めていない」という事実もあります。
何か行動をして、フィードバックが来るのをじっと待っている・・・それで来ることはあまり多くありませんし、自分の期待値とのギャップに苦しむことになります。
どうでしょうか?
皆さんが実施したプレゼン研修はこのあたりが上手くバランスよく設計されていたのではないでしょうか。
日々の営業活動においても、飽きずに続けるためには
「単純なことをバカにしないで続ける」
「難しいこともあきらめずに、小さな目標達成を積み上げる」
「フィードバックを求める習慣をつける」
これらが必要なのではないでしょうか。
「今年ももう終わり」と思うことは簡単ですが、ここまでで飽きてたことも、年内もう一度見直してみましょう。